埼玉県和光市の…その３（理化学研究所）

和光市の川越街道（国道254号）沿いに『独立行政法人　理化学研究所』があります。

ここは、物理学・工学・化学・生物学・医科学等の科学技術水準の向上を図る目的で、
試験や研究が行われている、日本で唯一の‘自然科学の総合研究所’です。

何だか難しい感じがしますが、例えばここの研究から生まれた商品等もあります。
スポーツ飲料“VAAM”はスズメバチの研究から生まれ、ガーデニングをする方なら
知っている“花手毬”“サフィニア”“サマーウェーブ”の花も理研発の日本独自の技術
である重イオンビームによる品種改良から生まれました。

普段立ち入る事のできない研究機関ではありますが、年に一度一般公開が行われます。
今年の和光研究所・一般公開は４月１８日（土）に行われました。
広い敷地内にある研究棟のうち２３棟もの研究棟に入る事ができ、各施設内で研究
内容の公開をしていました。参加体験型のイベントや講演等が行われ、ほとんどの
ものが科学を実際に見て・触れて・感じることのできる内容です。リニアの模型がある棟・
蚕の幼虫から成虫やハエがいるホール・磁石を使った実験が出来る棟・タンパク質の
結晶採取の体験が出来る廊下・計算機の歴史を見て触れて勉強できる部屋・・・等、
小学生から一般の大人だけでなく研究者・技術者まで、どんな方が訪れても、各々の
レベルで楽しめる内容になっていました。
実際、公開日には本当に多くの来場者があって、会場はかなりの混雑振りでした。

理化学研究所・日本語HP　↓
http://www.riken.go.jp/index_j.html

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